タブレットの処分方法についてはこちらでご紹介しています。

iPhoneなどのスマートフォンは、小型家電リサイクル法によってリサイクルが求められており、多くの自治体では公共施設などに「小型家電回収ボックス」を設置し、リサイクル回収しています。

以下では、大阪府・京都府・奈良県の主要都市におけるiPhoneなどスマートフォンのごみ区分についてまとめます。

リサイクル回収が求められるiPhoneですが、分別がめんどうだからと生ごみなどの可燃ごみに混ぜて捨てることは基本的にNGです。iPhoneの本体はバッテリーが内蔵されているため、収集作業時に発火する危険があります。

ただし、小型家電回収ボックスの設置数が少ないなどの理由で持ち込むことが難しい場合は燃えないごみなどで処分できる地域もあります。持ち込みが難しい場合は、役所へ確認するといいでしょう。

iPhoneなどのスマートフォンには大切な個人情報が大量に保存されています。それらが残ったまま処分すると個人情報が洩れる危険もあり、処分する前にはデータを消去しなければなりません。

ここでは古いiPhoneを処分する前にするべき3つのことと、まだ使えるiPhoneを売りたいときに行うことを紹介します。

iPhoneを捨てる際は、データのバックアップをとりましょう。AppleのiCloudを使うと、クラウド上にデータのバックアップを残すことができます。

iPhoneを使用するときにiCloudを設定すると、自動的に5GB分のストレージを使用できるようになります。5GBを超えるデータのバックアップを取るためには有料のストレージプランにアップグレードすることも可能です。

利用しているプランにより     iCloudの容量が異なるため、バックアップの際に容量が足りない場合は、アップグレードするか、MacやWindowsのPCを使ってバックアップを取るといいでしょう。

バックアップを取る方法はAppleの公式WEBサイトで紹介されています。

Apple「iCloud で iPhone や iPad をバックアップする方法」

バックアップを取ったらiCloudからサインアウトし、初期化を実行します。iPhoneにはさまざまな個人情報が含まれています。これらの個人情報が残ったまま処分すると、犯罪に使われる危険があります。

Cloudからサインアウトする手順

1. 「設定」＞「[自分の名前]」と選択し、下にスクロールして「サインアウト」をタップ
2. Apple IDのパスワードを入力したら「オフにする」をタップ

※iCloudからサインアウトすると、iPhoneに保存されたデータは消去されます。

再度ログインすることでiCloudに保存されているデータを呼び出すことができます。

iPhoneを初期化する手順    

1.  iCloudからサインアウトされていることを確認する
2. 「一般」メニューの一番下にある「リセット」から「全てのコンテンツと設定を消去」を選択
3. 「iPhoneを消去」を続けて２回選択する
4. 「こんにちは」と表示されていれば初期化完了

参考：Apple「iPhone、iPad、iPod touch を初期化する (工場出荷時の設定に戻す) 方法」

データを消去し、本体を初期化した後は、忘れずにSIMカードを抜き取ってからiPhoneを処分します。SIMカードには電話番号などの情報が残っているため、悪用の恐れがあります。

取り外したSIMカードは、通信キャリアに返却するか、ハサミで切断して廃棄します。

iPhoneをフリマアプリで売却したり買取業者に買い取ってもらうときは、初期化だけでは後にトラブルに発展する恐れもあり危険です。iPhoneを売却するときは、次の3つのことを確認してください。

・ネットワークの利用制限を確認する

利用しているキャリアの「ネットワーク利用制限携帯電話機確認サイト」で不正契約でないかや機種代の未払いが残っていないかを確認します。

・アクティベーションロックをオフにする

iOS7以降のiPhoneに搭載された「iPhoneを探す」をオフにすることでロック解除されます。アクティベーションロックがかかったままの状態では、次に使用する人がiPhoneを使えなくなる恐れがあります。

・SIMロック解除をする

SIMロックとは、利用するキャリア以外のSIMカードが使えない状態になっていることです。SIMロックがかかった状態のiPhoneは買取不可とする業者もあります。

ただし、2021年以降に発売されたiPhone（iPhone12以降）はSIMフリーですので解除は不要です。

iPhoneは自治体のごみ回収に出す以外にも次のような形で処分できます。

新しいスマートフォンを買うときに、Apple Storeや携帯キャリア会社で、これまで使っていたiPhoneを下取りしてくれます。iPhoneの機種などにより、下取り額が異なるため、以下のページから下取り額を確認してみてください。

iPhoneの下取り額を確認する

ネットオークションやフリマアプリでは型落ちのiPhoneも多く取引されており、中古品として売却できる場合があります。新しい機種であればあるほどより高く売れるでしょう。

売却の際は、箱や付属品が揃っていた方が金額が高くなります。

リサイクルショップなどの買取業者に売る場合は、ネットオークションやフリマアプリより手元に戻ってくる金額は安くなります。しかし、出品や発送の手間をかけずに売ることができるため、査定してもらう価値はあるでしょう。

iPhoneなどのスマートフォンを、宅配便によるリサイクル回収する業者もあります。iPhone以外にもさまざまな小型家電に対応し、多くの業者ではパソコンと一緒に回収を申し込むと無料で引き取ってくれます。

大型家電量販店でも実施しているサービスです。

手間をかけずにiPhoneを処分したい場合、不用品回収業者に引取りを依頼する方法もあります。機種や状態に関係なく処分でき、他の不用品との同時回収にも対応してくれます。

また、引き取りのみならず買い取りに対応してくれる不用品回収業者もあります。

まとまった不用品を処分したいときは不用品回収業者がおすすめです。

関西クリーンサービスでは、iPhone、PC、タブレット、モバイルバッテリー、イヤホンなどをまとめて回収いたします。

関西エリア（大阪・兵庫・京都・奈良など）でiPhoneの処分にお困りの方は、「関西クリーンサービス」へぜひご相談ください。家庭ごみ1点から大量の不用品処分・片付けまで、専門スタッフが丁寧・迅速に対応いたします。
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※回収品目や搬出状況により変動することがございます。ご了承ください。

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「これって売れるのかな？」という疑問も、お気軽にご相談ください。買取と処分を組み合わせた、納得のいく整理をお手伝いいたします。

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今回の記事ではiPhoneの処分方法を解説しました。記事のポイントをまとめると次の通りです

1. 古いiPhoneは、小型家電回収ボックスで処分できる
2. iPhoneを捨てる前にはデータ消去と初期化が必要
3. 新しい機種に買い替えるときはApple storeや携帯キャリア会社の下取りサービスを利用できる
4. 宅配便によるリサイクル回収も可能
5. 手間をかけずに処分したい場合は、不用品回収業者の利用がおすすめ

大量の個人情報が保存されたiPhoneは、処分する前の手順が複雑で、慣れていないと情報漏えいのリクスがあります。また、iPhoneは型落ちの機種でも中古品の需要が見込めるため、下取りや買取を利用する価値も大いにあります。

今回は、iPhoneを処分する6つの方法と、処分する前にやっておくことを紹介しました。あなたにあった処分方法を検討してください。