Column

手がつけられないゴミ屋敷になる前にできること

ゴミ屋敷になってしまう事情

 

 

 

 

全国にゴミ屋敷が増えていることが社会問題化している昨今、なぜこれほどまでにひどい状態になるのか不思議に思う人も多いでしょう。

 

 

ゴミ屋敷はいきなりできあがるわけではなく、キレイだった家がじわじわゴミ屋敷へと変貌していきます。

そこには住んでいる人の性格や日常生活のリズム、心身の健康状態などが深く絡み合っています。

 

 

そのことをしっかりと自覚しない限り、ゴミはあっという間に増えていき、気づいたときにはゴミ屋敷が完成しているということも少なくありません。

ではどのような人がとんでもないゴミ屋敷を作ってしまうかというと、まず特筆すべき点は年齢や性別は関係ないということです。

 

 

よくテレビ番組のゴミ屋敷報道などでは1人暮らしをしていると思しきお年寄りが映っていることがありますが、意外にも若い女性がゴミ屋敷の中に住んでいるケースもあります。

一戸建ての場合はゴミ屋敷が巨大化するので人目を引きますが、マンションをゴミ屋敷にしている若い世代の男女が多いのも実情です。

 

 

30代から50代の男女は仕事で重要な役割を担っていたり、仕事以外に親の介護を行っていたりするという人も多く見られます。

仕事と介護の両立に追われ、片付けようと思いつつも気力と体力が追い付かない人や昼夜逆転する勤務についている人は要注意です。

 

 

 

 

 

食事はインスタントで済ませ、片付けもそこそこにぐったり休み、気づいたら寝ている間にゴミ収集車が行ってしまってゴミが出せなかったというケースは多々あります。

夜勤がある看護師や介護職などの仕事で昼夜逆転生活を送っている人は、夜勤のない職場に転職するのも1つの方法です。

 

 

また、勤務時間を短くしたり、残業をしないでも済む仕事に変えたりすることで、ゴミの片付けや整理整頓に割ける時間を作ることができればゴミ屋敷化させずに済みます。

 

 

介護で片付けまで手が回らないという場合は、ヘルパーに頼んで掃除してもらうという方法もあります。

 

 

 

 

 

現状を知ることでゴミ屋敷化を防ぐことができる

 

 

 

とんでもないゴミ屋敷にしてしまう人にはいくつかの共通点があり、自らの現状を正確に把握することでゴミ屋敷化を回避することができます。

 

 

ゴミと一口にいっても食べ残しなどのゴミもあれば、本人にとっては大切なものでも傍から見ればゴミにしか見えないものなどさまざまです。

食べ残しのゴミが多い人は忙しすぎて時間の余裕がなく、部屋の掃除ができない場合に多く見られます。

 

 

対して後者はもったいないという心理が強く働く人で、どんなものでもいつか使えるかもしれないから残しておこうと考えるケースです。

買い物袋や中身の入っていない箱をすべて残し、それらが住居のほとんどを占領していることが少なくありません。

 

 

何年も着ない洋服や履かない靴を大事に残していることも多く、ついにはベッドの上だけが唯一座れる場所ということになればりっぱなゴミ屋敷の完成です。

 

 

ゴミの収集時間に間に合わない生活を送っているなら、24時間いつでもゴミを出る可能なマンションに引っ越しをすることで、ゴミをため込む心配がなくなります。

 

 

マンション居住者専用のダストボックスには、コンビニ弁当やカップ麺、ペットボトルなどを分別せずに捨てられるところもありますので、そうすれば1箇所にゴミを集めて、一定量に達すれば出すということを実践するだけでゴミがたまっていくのを防げます。

 

 

また何年もしまったままで使ったことがないというものは、思い切って捨ててしまうことです。

この場合3年を目安として、この期間一度も使ったことがないものはすべて捨ててしまいましょう。

 

 

3年も使わなければバッグや靴は傷んでいることが多いですし、洋服も着られなくなっているものがあるはずです。

どうしても自分で捨てることができないようなら、ハウスキーピングを利用するという手があります。

そして再びゴミ屋敷にならないよう、定期的にハウスキーピングをしてもらうことでキレイな状態を維持することができます。

 

 

 

 

買取や不用品回収でゴミ屋敷対策を行う

 

 

 

 

物を大切にするあまり何もかも捨てられずに家をゴミ屋敷にしてしまう人も、思い切った処分をすることが重要です。

似たような心理としてバーゲンや安売りで買っておかないともったいないと考え、日用品などあらゆるものを必要以上にそろえてしまう人は、本当に必要であるかどうかを吟味する習慣をつけることが大切です。

 

 

ゴミ屋敷にしてしまう人の中には、掃除の仕方や片付け方の方法がわからないという人もいます。

掃除を始めてもすぐに気が散ってしまったり、片付けに集中できずに途中でやめてしまったりするような人です。

 

 

ブランドものの洋服やバッグがたくさんあるなら、とにかく売れそうなものだけでもそろえてリサイクルショップなどの買取業者に買取に来てもらいましょう。

このとき値段がつかないものは不用品回収してくれるところを選んでおくと、買い取ってもらえた費用で不用品を処分することができるので一石二鳥です