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ゴミ屋敷にならないために!今日からできる片付け方法をプロが伝授

ご近所トラブルの原因になりやすいゴミ屋敷問題。近年は孤独死との関連から、以前よりも社会的に注目を集めています。

 

住居の状態は、のちのち相続に関わってくるだけでなく、家族間でのトラブルの要因になることも。

 

本記事では、清掃の専門家である弊社の経験から、家がゴミ屋敷になってしまう原因の分析と、家をゴミ屋敷にしない片付け方をご紹介します。

年齢や性別は関係ない!「ゴミ屋敷予備軍」の特徴

「遺品整理のエンディール」を運営するA-LIFE株式会社では、過去にゴミ屋敷に関する実態調査を行いました。

 

まず、2021年12月に役所に勤務されている方1000人強を対象に、「ゴミ問題の実態に関する調査」(https://www.k-clean.jp/press_release/20220118/)を実施。

次いで2022年3月に「『ゴミ屋敷予備軍』に関する調査」(https://www.k-clean.jp/press_release/20220510/)をインターネットを利用して行っています。

 

まず、これらの調査の結果からゴミ屋敷問題の現状を確認しておきましょう。

2021年の調査では、住居がいわゆる「ゴミ屋敷」化し、役所が対応しなければならないような問題を抱えた世帯は、世帯主が70代以上のご家庭が半数近くを占めていました。

 

一方、ゴミ屋敷問題を抱えた世帯自体は30〜60代という幅広い年代にも存在しており、この問題が高齢者に限定されたものではないことがわかりました。

さらに2022年の調査では、2010年に内閣府が経済社会総合研究所に委託して実施した「セルフネグレクト状態にある高齢者に関する調査」(https://warp.da.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/11539153/www.esri.go.jp/jp/prj/hou/hou060/hou60_03a.pdf)も参考に、「セルフネグレクト(※自身の健康や生活環境が悪化しても改善しようとする気力を失っている自己放任の状態)」をゴミ屋敷問題の原因と捉えました。そして、ゴミ問題に困った経験をお持ちの方とそのご家族の方から採取したアンケート調査をもとに、ゴミ屋敷につながる日常生活における問題がどのようなものかを分析しています。

 

以上の調査から見えてきた「ゴミ屋敷予備軍」の特徴をご紹介します。

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多忙な一人暮らし

2022年の「ゴミ屋敷予備軍」の調査では、ゴミ問題で困った経験がある方の八割以上が、「現在も片付けに関する悩みがある」と回答されていました。

これは、部屋の片付けが継続的な問題であることを示しています。

 

原因としては、性格的なものの他、心理的なストレスや時間のなさが多く挙げられていました。ひとり世帯が増加している現代社会の生活に、ゴミ問題の要因のひとつがあることがうかがえます。

 

身体の自由が利かなくなった高齢者の一人暮らしはもちろんですが、若くても多忙な独身者の場合、身体的な不調を抱えていなくとも純粋な時間のなさからゴミを溜め込んでしまいがちです。

心身にストレスを抱えている

仕事やプライベートの多忙さは、心理的なストレスの原因になりやすいといえます。

 

人間関係や仕事上のストレスが原因で気力を失い、「セルフネグレクト」の状態に陥ってしまう人は少なくありません。生活環境の維持に関心を持てなくなり、そのまま住居がゴミ屋敷化してしまうことはあり得ます。

日常生活のリズムが不規則

仕事時間や生活全体のリズムが不規則な方もおられると思います。

親御さんの介護や子育てといった家庭の事情で、どうしても自分の睡眠時間がじゅうぶんに確保できない方もいらっしゃるでしょう。

 

こうした生活面での無理も、自律神経の乱れや身体的な不調を引き起こしがちです。

 

身体のだるさや心理的な不調から、身の回りの片付けができなくなることも考えられます。

現状を把握してゴミ屋敷化を防ごう

ここまで見てきたように、日常生活の忙しさや生活の不規則さは、生活環境の維持やモノの片付けの問題に直結しています。

 

仕事や家事に追われ、片付けもそこそこにぐったり休み、気がつくとゴミ収集に間に合わなかった。そんな生活の積み重ねが「ゴミ屋敷化」につながっているのです。

ゴミ屋敷化を防ぐためには、自分の生活の現状を把握することが重要です。

 

仕事やプライベート、家庭の環境など、時間のかかる重要なことや気がかりなことがあると、ゴミ捨てなどの日常的なルーティンワークは優先度が低くなりがちです。

 

しかし、そういう余裕のない時ほど、日常の小さなことにこだわってみましょう。自分の心身の状態を測るいい目安になるかもしれません。

 

ゴミ出しができないほど身体がだるい。ゴミを捨てなければ、片付けなければという気持ち自体がストレスになる。

 

そんな状態を自覚したら、まず周りの親しいひとたちに相談しましょう。

ひとりで抱え込まずに、ご自分の状態によって、病院にいく、専門家や行政の相談室に相談する、勤め先に相談するなど積極的に周囲を頼ってください。

自宅をゴミ屋敷にしないための片付け方

モノが増えてしまう原因には、「モノとの関わり方」も大きく影響しています。

衣類や雑貨、書籍やコレクション品などに執着していたり、逆に倹約にこだわりすぎて使えなくなったものまで捨てられなかったり。特に高齢者の場合、戦争やオイルショックの経験から、「まだ使える」とモノを溜め込んでしまう傾向にあります。

 

しかし、生活環境を圧迫するほどモノが増えてしまうのは本末転倒です。必要なものは整理し、不用品は定期的に処分する習慣を身につけましょう。

 

ここでは、自宅をゴミ屋敷にしないための片付け方を解説していきます。

ゴミはその都度捨てる

ゴミは決まった時間やタイミングで捨てる習慣をつけましょう。

 

地域のゴミ収集場所と分別収集の曜日を確認し、ゴミ出しを日常のルーティンにしてしまうことが大事です。

 

また、部屋の特定位置にゴミ箱を置き、ゴミ出しに必要なポリ袋も用意しておきましょう。

紙屑や生ゴミ、プラスチックなどはその都度捨てるようにして、ゴミを溜めないよう心がけましょう。

物の場所を決めて、使った物はすぐに片付ける

衣類や文具、食器、電気機器など、日常的に使用するものは収納場所を決めておき、使ったら元の場所に戻す習慣をつけましょう。

 

普段とは違う場所にモノを放置してしまい、次に使う際に見つからず、買い直した経験はないでしょうか。そうした行為は部屋が汚くなるだけでなく、モノが増え続ける原因にもなります。

物を買いこみすぎない

ネットやお店のセールなどのタイミングで日用品や食料をまとめて購入する方も多いかと思います。

 

しかしストックがありすぎても、しまった場所がわからなくなり結局買い直したり、使いきれずに賞味期限や使用期限が過ぎてしまったりします。

 

食品や日用品は適切な量を考えて、その範囲内で購入しましょう。

買取や不用品回収でゴミ屋敷対策をしよう

服やバッグ、本や趣味のグッズなどは、収納スペースの範囲内で所有し、あふれるようなら捨てるか売るかを考えましょう。

 

中古品販売や古書店、リサイクルショップなどで定期的に買い取ってもらい、値が付かないものは思い切って処分することで、ゴミ屋敷化を防げます。

 

弊社では、物品の回収、処分だけでなく、作業中に見つかった利用価値のあるものはお買取させていただいています。

 

ぜひ弊社回収サービスの定期的なご利用もご検討ください。

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