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ゴミ屋敷から起こる問題点とは?ゴミ屋敷を防ぐ方法を解説

ゴミ屋敷の問題点_画像

ゴミ屋敷問題は、いまや社会的な問題として認知が進んでいます。

テレビ等のメディアでも話題になることが多く、多くの方がその現状を目にしているのではないでしょうか。

 

ゴミ屋敷は、住んでいる人の生活環境が悪化するだけではなく、周辺環境にも悪影響を及ぼします。

そこで、今回はゴミ屋敷から起こる問題点を中心に、自宅をゴミ屋敷にしない方法等について、詳しくご紹介いたします。

ゴミ屋敷から起こる問題点6つについて解説

ゴミ屋敷には具体的にどのような問題点があるのでしょうか。

生活環境の悪化、近隣への影響、健康状態の悪化などなど様々な問題が考えられます。

 

そこで、今回はゴミ屋敷から起こる主な問題点を6つに絞って解説します。

1.悪臭問題

最も問題とされているのが、ゴミ屋敷から出る悪臭です。

というのも、ゴミ屋敷には住人が食べ終わった食べかけの食事や飲みかけの飲料が放置されていることが多く、そのまま腐って悪臭の元となってしまいます。

 

また、ペットの排泄物がそのまま放置されていたり、掃除されていないトイレや浴室、台所等の水回りからの異臭が発生したりすることもあり、ゴミ屋敷には悪臭の原因が様々あります。

 

ゴミ屋敷内だけで納まっていればまだ大きな問題となりませんが、悪臭は空気に流される形で家の外まで排出されるようになります。

そうすると近隣住民にも被害が及びかねません。悪臭は1度部屋の中に染みついてしまうと、簡単に除去するのは非常に難しくなります。悪臭問題が発生しているゴミ屋敷は、早めの対処をした方がいいでしょう。

2.ゴキブリ、ネズミ等の害虫・害獣問題

悪臭問題の次に起こりやすいのが、害虫・害獣の大量発生問題です。

これらはゴミ屋敷の住人以外にも、近隣住民に迷惑をかけてしまうことが多くなります。

 

害虫・害獣と呼ばれている代表的な生き物には

 

・ゴキブリ

・クモ

・ハエ

・ノミ

・ネズミ

 

等があげられます。

 

ゴミ屋敷は食べかけのゴミが散乱している状態のため、害虫・害獣が住みやすい環境になってしまっています。

ゴミが多ければ多いほど被害は拡大していき、さらに糞尿で悪臭が発生してしまうこともあります。

 

また、ネズミ等の動物には、毛に悪質な病原菌を持っていることが多く、空気感染によって住んでいる人の健康状態を損なわせる可能性もあるため、注意が必要です。

3.健康被害を受けるリスクが高くなる

ゴミ屋敷に住んでいると、害虫やほこり等から発生する被害を受けることがあります。

具体的にはぜんそくやアレルギー、食中毒、他にも鬱病等の精神疾患の悪化、運動不足による筋力低下、さらに悪化するとセルフネグレクトやいじめ、火災等の大きな被害になる可能性もあります。

 

近隣住民にも健康被害が及ぶ可能性もあり、その影響は決して小さなものではありません。

ゴミ屋敷による健康被害は社会問題にもなっている大きな問題です。健康被害を受けるリスクについては十分理解しておく必要があります。

4.孤独死のリスクが高くなる

近年、ゴミ屋敷内での孤独死が急増しています。生涯を一人で生きている方が多くなり、誰にも看取られずに自宅で亡くなってしまうケースは年々増加傾向にあります。

 

弊社が調査したゴミ屋敷を抱えてしまう方々の年代層は、『70代以上(45.7%)』と回答した方が最も多く、次いで『60代(22.8%)』『50代(16.6%)』『40代(8.3%)』『30代(3.9%)』と続きます。

(関連記事:ゴミ屋敷居住者の8割は50歳以上!「超」高齢化が招く深刻な地域問題の現状とは?

 

年齢が上がるほどゴミ屋敷問題を抱えている割合が多く、特に50代以上が8割を占めていることも、孤独死のリスクを上げている大きな要因となっています。

 

ゴミ屋敷に住んでいる単身者は、自分から他者を頼ることをしにくくなっているケースも珍しくありません。近隣住民や家族とも距離が生じ、孤立している人が少なくないのです。

 

孤独死では腐乱臭等の臭いが外にまで出てきてしまいますが、今までゴミ屋敷に住み、悪臭問題を起こしていると、亡くなったことに気づかれるまで時間がかかるという問題も起きています。

5.家の倒壊・火災のリスク

ゴミ屋敷が抱える次のリスクとして、家の火災や倒壊にも十分注意しなければなりません。

というのも、ゴミ屋敷の中には可燃性のゴミがあふれかえっていることが多く、1度火が付くと燃え広がってしまいます。

 

また、掃除をしていない部屋ではコンセント部分にはホコリが付着していることが多く、電気とホコリの摩擦によって起きる「トラッキング火災」が起こる可能性も高まります。

 

火災の他にも、家の劣化が進み、最悪の場合倒壊を起こしてしまう結果となります。

実際に屋外にまでゴミが蓄積されているケースでは建物の外壁まで劣化が進んでいる事例も少なくはないのです。

6.近隣住民とのトラブル

ゴミ屋敷になって最も多いとされる問題は、近隣住民とのトラブルです。

ゴミ屋敷の状態によって異なりますが、屋外やベランダにまでゴミが蓄積されている、あるいは悪臭が外に漏れ出している場合、近隣住民の迷惑となりトラブルとなってしまいます。

 

賃貸住宅やマンションの場合、悪臭やゴキブリ等の害虫が発生すると近隣住民にも被害が及ぶようになり、最終的には隣同士の部屋から苦情が来ることになります。

 

もちろん、一軒家でも一緒で、近隣住民に迷惑がかかるほどのゴミ屋敷であれば、周囲からの反感やクレームは免れなくなります。

7.行政や警察から警告を受けることがある

近隣住民とのトラブル等で、行政機関や警察からの警告を受けるという問題が起きることもあります。

きちんと部屋を片付けていれば問題ありませんが、自宅がゴミ屋敷化している場合は、近隣住民が行政や警察に連絡し、調査対象となるケースもあります。

 

他人からするとゴミであっても屋内・敷地内の物品には「所有権」が存在するため、いきなり部屋の中のものを撤去させられることはありませんが、指導や警告を無視した場合には、法律による強制的な撤去の可能性もあります(行政代執行)。

 

他にも、自治体によっては「住所・氏名の公開」「罰金(過料)の支払い」「行政代執行の費用負担」等、様々なペナルティが科せられる恐れがあります。

 

関連記事 ⇒自治体のゴミ屋敷対策とは?対応内容について解説

自宅をゴミ屋敷にしないためにできることは?

ゴミ屋敷化させないためには、何よりも「予防」が重要です。

日頃からの習慣や意識によって、ゴミ屋敷化してしまうのを防ぐことができます。

 

ここでは、自宅をゴミ屋敷にしないためにできることについて、解説します。

いたずらに物を増やさない

物を溜め込み、自宅をゴミ屋敷化してしまう人の傾向として「計画無く買い物をしてしまう」というものがあります。

必要以上に物を増やさないように意識し、不用品は積極的に処分するよう心がけることが、ゴミ屋敷化の予防になります。

 

しかし、自分で片付けようとしても量が多く途方に暮れてしまい、結局諦めてゴミ屋敷のままにしてしまうことも多くあります。

「これから増やさない」と決めたら、不用品回収業者に依頼して一気に片付けてしまうのも、手段として有効です。

「いつか使える」と溜め込んでいる物をできるだけ手放す

ゴミ屋敷には「いつか使うかもしれない」「万が一の時のために必要だから」と理由をつけて溜め込んでいるものが多くありますが、実はその大半が使うことのないゴミや不用品です。

 

この「いつか使える」と思っているものをできるだけ手放すことにより、物が少なくなっていき、最終的にゴミ屋敷からの脱出にもつながるでしょう。

 

断捨離の考え方で、1年、あるいは3年使っていないものは今後も使う機会は訪れないというものがあります。

ある程度の期限を決めて、その期間内に使わなかったものは、手放していくという方法がお勧めです。

適度に人と交流を持つ

実は、ゴミ屋敷と孤独は密接につながっており、ゴミ屋敷から孤立する、孤立からゴミ屋敷が進行するという悪循環が存在します。

この悪循環を断ち切るためには、他者とコミュニケーションを取ることが最も効果的です。

 

他者とコミュニケーションを取ることで生活にも張り合いが生まれ、人の目を意識して行動するようになるため、掃除や片付け、洗濯等といった家事も再開する気持ちになりやすくなります。

関連記事 ⇒【ゴミ屋敷】と【住人の孤立化】家族や友人の付き合いさえも隔絶させられる、落とし穴

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こんな時にはゴミ屋敷片付け業者に依頼!関西クリーンサービスの事例・活用法をご紹介

弊社関西クリーンサービスでは、様々なサービスでお客様から高評価をいただいております。その概要について、実際の事例をもとに紹介します。

 

事例1.一人暮らしのゴミ屋敷のお片付け

作業内容 ゴミ屋敷片付け
間取り 1LDK
作業人数 3名
作業時間 6時間
料金 235,000円
処分品 ペットボトル、衣類など
担当営業所 大阪深江営業所

 

「ゴミ屋敷になった部屋を片付けて欲しい」とのご連絡を受け、当社にてお引き受けしました。

 

室内は紙や段ボールで部屋全体が埋まっており、高さも部屋の半分くらいまでありました。

貴重品などを見失わないように丁寧かつ迅速に仕分けをし、6時間ほどで全ての作業を終えることができました。

 

事例2. 賃貸アパートのゴミ屋敷のお片付け

作業内容 ゴミ屋敷片付け
間取り 2DK
作業人数 3名
作業時間 5時間
料金 230,000円
処分品 書類、日用品、空箱、ペットボトルなど
担当営業所 奈良営業所

 

「ゴミ屋敷化する我が家を助けてほしい」とのご連絡を受け、お伺いさせていただきました。

 

室内にはお弁当の空箱や空のペットボトルがビニール袋に入れられ、机の上も日用品で溢れかえっている状態でした。

スタッフ3名で全ての不用品を運び出し、5時間ほどで全ての作業を終えることができました。

事例3. 一軒家のゴミ屋敷のお片付け

作業内容 ゴミ屋敷片付け
間取り 3LDK
作業人数 4名
作業時間 6時間
料金 220000円
処分品 衣類、タンス、衣装ケースなど
担当営業所 京都営業所

 

ご実家の片付けを依頼したいとのご連絡を受け、当社のスタッフがお伺いしました。

室内は衣類やティッシュ箱などで溢れており、押し入れの中にはたくさんの段ボール箱がぎっしりと入っているような状態でした。

 

また、不要になったタンスや衣装ケースなどの大型家具もありましたので、弊社のスタッフで全て搬出しました。

作業終了時には、お客様から感謝のお言葉をいただくことができました。

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不用品回収業者の手を借りて、思い切った片付けも大切です

自宅がゴミ屋敷化してしまう原因は複数あり、単純にだらしない人や片付けられない人がなってしまうというものではありません。

多忙さや孤独、精神的な疾患、先天的な発達障害等、様々な理由が隠れているものです。

 

しかし、それを理由にゴミ屋敷を放置すると危険なことが多くなります。

人と関わり、助けを借りながらできるだけ解消していくのが、心身共に安心した住まいを取り戻すことになります。

 

時には不用品回収業者のような「プロ」の手を借りて片付けていくことにより、ゴミ屋敷の解消につながることもあります。ぜひ積極的な活用を検討しましょう。

「どうにもならない」ゴミ屋敷のお悩みがあったら、関西クリーンサービスにご相談下さい

ゴミ屋敷になる原因は2つあり、1つは精神疾患や発達障害等の先天的なもの、もう1つは病気や認知症の悪化、生活スタイルの変化によるストレス等の後天的なものです。

 

弊社関西クリーンサービスでは、様々なゴミ屋敷の原因となった事情に対し親身になり、お客様の心のケアにもつながるようなサービスをお届けしたいと考えております。

 

また、片付け後のハウスクリーニングや除菌、消臭作業も承っておりますので、お気軽にご相談下さい。

料金面についても、業界最安値を目指した価格帯で、様々なケースに対応した満足度の高いサービスをご提供させていただきます。

 

ゴミ屋敷のお悩みがあったら、ぜひ関西クリーンサービスに御相談下さい!

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