近年はネット通販等の普及により、ダンボールを受け取る・使う機会が非常に増えてきています。
その傾向にあたり、ダンボールの処分をする機会も増えてきているご家庭も多いと思いますが「部屋の中でかさばってしまってスペースを取っている」「どうやって回収日まで保管しておけばいいのかわからない」というお声もよく耳にするようになってきました。
そこで、今回は「ダンボールを簡単に縛り、まとめる方法」をご紹介!紐1本で簡単にまとめられる方法や、資源ゴミに出せないダンボールの種類等についても詳しく解説いたします。
紐を使ったダンボールのまとめかた
多くの自治体や、資源回収業者はダンボールを紐で縛って出すことを推奨しています。
ここでは、紐を使ったダンボールのまとめ方について、3つご紹介いたします。
十字縛り
十字縛りは、ダンボールの前後面に紐が十字型になるように縛るスタンダードなまとめ方です。手順もシンプルで覚えやすいのが特徴となっています。
手順は以下の通りです。
今回は、あらかじめ紐を切ってから縛りました。紐の長さはダンボールの横幅+約30cmの4倍が目安です。
1.ダンボールの中央で前面から後面へ向けて、横向きに紐を回していく
2.ダンボールの後面中央で紐の両端を交差させた上で、縦向きにして前面へ持ってくる
3.前面へ持ってきた紐の両端を、横向きになっている紐の下にくぐらせる
4.紐を全体的に引っ張ってたるみを無くし、結んで固定する
紐の交差する部分が中央からずれていると、運搬中にダンボールが抜け落ちてしまいます。
2の手順で紐を交差させる位置は、必ず中央部分で交差させるようにして下さい。
キの字縛り
キの字縛りは、ダンボールの前後面に紐が「キ」の字型になるように縛るまとめ方です。
大きさの異なるダンボールでも崩れないようにまとめられることが、キの字縛りの特徴です。
手順は以下の通りです。
使用した紐は、十字縛りと同様にダンボールの横幅+約30cmの4倍が目安です。片方を長めにとってください。
1.ダンボールの下3分の1あたりで後面から前面へ、横向きに紐を回す
2.ダンボールの中心線付近で紐の両端を交差させ、上下にしっかりと引っ張る
3.上になった紐の端を持ち、ダンボールの上3分の1あたりで横向きに後面へ通し、前面へ回す
4.ダンボールの中心線付近で交差させ、形を整えた上で上向きに引っ張る
5.ダンボールを裏返す
6.上の紐を横になっている部分の下に通し、一度紐をくぐらせてから下向きに引っ張る
7.もう1つの横向きの紐も同様にくぐらせる
8.ダンボールの下端で固定する
紐を交差させる時にたるみがあると、ダンボールを固定する力が弱くなってしまうため、交差させる度に強く引っ張るように縛っていくと効果的です。
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4の字縛り
4の字縛りは、紐が数字の「4」になるように置いて縛るまとめ方です。
外見は十字縛りとよく似ていますが、裏返すことなく手早くまとめられるため、大きさが揃っていないダンボールをまとめるのも簡単にできます。
手順は以下の通りです。
1.4の字型にして紐を床に置く
2.左上にできる紐の輪にダンボールの左上角を入れる
3.右に出ている紐の端を前面の輪にくぐらせて、下向きに引っ張る
4.下に出ている紐の端をグッと引っ張って、固結びやリボン結びで固定する
最初に作る4の字が小さすぎる、または大きすぎると、紐の交差する位置がずれてしまうため、まとめるダンボールの大きさに合わせて紐の長さを調整しましょう。
処分する前にチェック!ダンボールを資源ゴミに出すときのポイント
ダンボールは「受け取ったそのまま資源ゴミに出せる」という訳ではありません。
ある程度下処理をしてから紐でまとめ、資源ゴミの日に出さないと、最悪の場合回収してもらえない可能性もあります。
そこで、ここではダンボールを資源ゴミに出すときのポイントについて、詳しくご紹介いたします。
送り状やガムテープはなるべく取り除く
ダンボールは95%以上のリサイクル率を誇ります。
そのリサイクルの支障とならないように、宅配便の送り状やガムテープ(梱包テープ)、金具等は、なるべく事前に取り除いておきましょう。
また、近年のネット通販普及による商品保護のため、発泡スチロールが付着しているダンボールやビニール等を用いたダンボールも多く使われています。こちらも取り除いておくのがベストです。
ただし、怪我をしないよう、外しにくい金具は、無理に取らなくても大丈夫です。
たたんでできるだけ平らになるようにまとめる
ダンボールを回収に出す際には、できるだけ平らにしてまとめておくのがベターです。
箱のまま出してしまう、あるいはたたんだダンボールをただ箱に差した状態にして出すと、回収トラックの荷台に積んだ際に崩れやすくなったり、隙間が大きくなってかさばり量が積めず、収拾効率の低下を招いてしまいます。
効率の低下は回収業者の負担となる上、資源の買取価格にも影響します。
しっかりと効率よく回収してもらうためにも、平らにしてまとめて出すのが適しているといえます。
汚れたダンボールは資源ゴミに出せない
1.食品や油等の汚れが付着している
汚れているダンボールは資源ゴミに出しても再利用できないことがほとんどです。
油染みや食品が付着したものは、ダンボールを再生する過程でも汚れを落としきることはできません。
例えば、油汚れを防ぐために油の容器の下に敷いていたダンボールや、宅配ピザが入っていたダンボール等が該当します。
2.臭いがついている
臭いがついたダンボールも、1と同じくリサイクルできません。
例えば、石けんや洗剤の臭いがついてしまっているダンボールは、再生しても新しいダンボールに臭いが残っていまいます。
汚れていなくても、臭いがついていたらリサイクルできないので、注意して下さい。
3.濡れてぶよぶよになってしまっている
多少濡れた程度なら問題ありませんが、ぶよぶよに濡れてなってカビが生えたダンボールはリサイクルできません。
また、ダンボールは繊維が絡まることで強度が高くなるため、繊維がドロドロになっていると質の良いダンボールへの再生が難しくなります。
上記でご紹介した3つのダンボールに該当する場合は、リサイクルができないので、可燃ごみ扱いになることが多くなります。
ただし、自治体によってルールが異なるため、必ずホームページ等で確認した上で処分するようにして下さい。
大量のダンボール、不用品回収は関西クリーンサービスにお任せ下さい
ダンボールを資源ゴミとして出す場合には、多くの自治体や資源回収業者において紐で縛って出すことが推奨されています。
様々な縛り方がありますので、ご自身で縛りやすい方法や、ダンボールの量等によって縛り方を選ぶようにして下さい。また、資源ゴミとして回収できないダンボールにも注意が必要です。
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