
片付けや引っ越し、遺品整理などの場面で、使わなくなった物が大量に出てくることはよくあります。その際によく使われるのが「不用品」と「不要品」という言葉です。実はこの2つには明確な違いがあるのをご存知でしょうか。
「壊れて使えない物」と「まだ使えるけれど使わない物」
この2つは選ぶべき処分方法や活用の仕方も異なります。
この記事では、「不用品」と「不要品」の違いをわかりやすく解説するとともに、それぞれに適した処分方法を紹介します。
無駄なく、そして賢く手放したいとお考えの方は、ぜひ参考にしてください。
目次
「不用品」と「不要品」の違い
「不用品」と「不要品」は、どちらも「自分にとって必要なくなった物」を指す言葉ですが、ニュアンスに違いがあります。
不用品
不用品とは、壊れていたり、劣化が激しかったりして、基本的にもう使い道がないものを指します。たとえば、壊れた家電や破れた家具などが該当し、処分する以外に選択肢がないことがほとんどです。
不要品
一方の不要品は、現在の状況で「使わない」「必要ない」と判断したもので、まだ使える状態の物を指します。たとえば、買い替えによって不要になったけれど動作は問題ない家電や、着なくなったけれど状態の良い衣類などが該当します。
基本的に、不用品はそのまま処分することになりますが、不要品は譲渡や売却といった再活用の可能性があります。
不用品の主な処分方法
壊れて使えない物や劣化が激しい物などのいわゆる「不用品」は、基本的に処分を前提として扱います。
ここでは、不用品を手放す際に利用できる主な4つの方法について、それぞれの特徴と注意点を紹介します。
自治体のゴミに出す
不用品を処分する際の基本的な方法が、自治体のゴミ回収を利用することです。小さな不用品であれば、可燃ごみや不燃ごみの収集日に出せますが、大きな家具や家電は「粗大ゴミ」として申し込みが必要になります。
自治体の回収サービスは、処分費用が比較的安い点が魅力ですが、収集までに日数がかかることも多く、すぐに処分したいときには不向きな場合もあります。また、所定の集積場所まで自力で運ばなければならないため、重いものや大きい粗大ゴミの処分には、体力と手間がかかります。
家電リサイクル法に基づいて処分する
冷蔵庫・洗濯機・エアコン・テレビは、「家電リサイクル法」の対象となっており、一般の不用品とは異なる方法で処分しなければなりません。これらは、購入した店舗に回収を依頼するか、指定引取場所に持ち込むのが一般的です。
処分を依頼する際は、家電リサイクル券の手続きも必要になる場合があるため、事前に準備を整えておきましょう。
販売店に引き取ってもらう
最近では、SDGsや循環型社会の観点から、壊れていても自社製品を回収・リサイクルしてくれるメーカーや販売店も増えています。たとえば、家具や家電を買い替える際に、古い商品を引き取ってくれるサービスを提供している店舗があります。
メーカーや店舗によって対応は異なるため、事前に対応の可否や手順・料金などを問い合わせると安心です。
不用品回収業者に依頼する
手間をかけずに不用品を処分したい場合は、不用品回収業者に依頼するのがおすすめです。
電話一本で依頼でき、早ければ即日で対応してもらえるケースもあります。また、搬出・積み込みまで業者が行ってくれるため、労力をかけずにスムーズに処分できる点が最大の魅力です。
業者に依頼する場合、費用は自治体の回収よりも高くなります。しかし、「すぐに片付けたい」「自分で運び出せない」「量が多い」などの事情がある方にとっては、コストパフォーマンスの高い選択肢だといえるでしょう。
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不要品の主な処分方法
不要品は「もう使わないけれど、まだ使える物」の事で、不用品のようにただ処分するだけでなく、譲ったり売ったりといった活用が可能です。
ここでは、不要品に適した主な処分・再利用方法をご紹介します。
自治体のゴミに出す
まだ使える不要品も、不用品と同様に自治体の回収に出して処分することが可能です。家庭ごみや粗大ごみとして出せば費用も抑えられ、比較的簡単に処分できます。
まだ使える状態の物をそのままゴミとして処分するのは「もったいない」と感じるなら、次に紹介する譲渡や売却といった方法を積極的に検討してみてください。
必要としている人に譲る
使わなくなったけれど状態の良い不要品は、他の人にとっては「必要な物」になることがあります。単に捨ててしまうのではなく、誰かに譲ることで物を無駄にせず、環境にもやさしい選択ができます。
身近なところでは、家族や友人、近所の知人に声をかけてみるといいでしょう。特に、子ども服やベビー用品などは、成長に伴って使わなくなる一方で、使用期間が短いため状態も良く、新品を買うのはもったいないと感じているご家庭に喜ばれることが多いです。
また、最近では多くの自治体がリユース促進の取り組みを進めており、不要品の譲渡をサポートする制度やイベントを実施しています。さらに、「ジモティー」のような地域密着型フリマアプリを活用すれば、地元で気軽に不要品を譲渡することも可能です。
リサイクルショップに売却する
リサイクルショップでは、まだ使える不要品を売って現金化することが可能です。店頭に持ち込めば、その場で査定・買取してもらえるため、すぐに現金が必要なときにも重宝します。
ただし、持ち込みの手間がかかること、思ったより安い金額で買取されたり、商品によっては買取対象外だったりする場合もあることには注意が必要です。
大型品や量が多い場合は、訪問買取に対応している店舗を選ぶのも1つの手です。
フリマアプリ・オークションサイトで売却する
ブランド品やコレクター向けアイテムなどは、フリマアプリやオークションサイトで高く売れる可能性があります。思わぬ金額で買い手がつくこともあり、時間と手間をかけられる方にはおすすめの方法です。
一方で、写真撮影・商品の説明文作成などの出品作業や、購入者とのやりとり・梱包・発送など、すべて自分で対応しなければなりません。また、すぐに売れるとは限らず、保管スペースを長期間占有する可能性があることも念頭に置いておきましょう。
不用品回収業者に買い取ってもらう
不用品を手早く確実に処分し、できれば現金化もしたいと考える場合は、不用品回収業者に買い取ってもらうのがおすすめです。
不用品回収業者の中には、回収と同時に買取サービスを実施しているところがあります。回収と買取がセットになっているため、手間がかかりません。なおかつ買取金額を回収費用と相殺できるので、費用面でもお得になることがあります。
特に、不要品と不用品が混在している場合は、事前に仕分けしなくても一括で対応してもらえる、最も効率的な方法だといえるでしょう。
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まとめ
今回は、「不用品」と「不要品」の違いや、それぞれに適した処分方法について詳しく紹介しました。
壊れて使えない「不用品」は、基本的に処分が前提となりますが、まだ使える「不要品」は、譲渡や売却といった方法を選ぶことで無駄なく手放せます。また、自力での対応が難しい場合は、回収と買取に対応した不用品回収業者に相談するのもおすすめです。
今回ご紹介したことを参考に、効率的かつ納得できる形で不用品・不要品の整理を進めていきましょう。
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