不用品回収業者でも回収できないものはある？

不用品回収業者は、一般的に使わなくなった、使う予定のない不用品を回収するサービスを提供しています。特に引っ越しやご自宅の大掃除等で大量の不用品が出た場合には、非常に便利なサービスといえるでしょう。

 

しかし、「全ての不用品」を回収してくれる訳ではありません。不用品回収業者でも回収できないものがあります。

 

今回は不用品回収業者が回収できるものとできないものをそれぞれ解説します。

 

不用品回収業者が回収できないものは？

不用品回収業者が回収できないものには、どんなものがあるのでしょうか。ここでは、不用品回収業者が回収できないものについて詳しくご紹介いたします。

 

生ごみ・一般廃棄物（家庭ごみ）

一般的に、不用品回収業者に生ごみ類は回収してもらえないことが多いです。「放置しておくと腐敗してしまうようなものは回収不可能」と覚えておくといいでしょう。

 

その代わり、生ごみ類は自治体が決めている「燃えるごみの日」に出せば問題ありません。自治体のごみ収集を利用すれば費用もかからず安心して処分できます。また、中身が入ったままの瓶詰めや缶詰などの食品・調味料も不用品回収業者は回収できません。

しかし、ゴミ屋敷の清掃のようにあらゆる不用品やゴミをまとめて処分する場合には、生ごみも一緒に処分してくれることがあります。

 

汚物

汚物も不用品回収業者は回収できません。普通に生活していれば、汚物はトイレに流すので部屋に残ったままになるケースはほとんどありませんが、ペットの排せつ物も同じです。

 

一方で孤独死等があった部屋の片付けでは汚物が問題になることがあります。無くなった方の部屋の片付けや遺品整理等、不用品やごみの処分をまとめて依頼する際には、特殊清掃にも対応している業者に依頼するといいでしょう。汚物の有無も含め、部屋の状態をしっかりと業者に伝えた上で、対応可能かどうか確認してください。

 

爆発や引火の恐れがある危険物

一部の爆発や引火の恐れがある危険物を回収不可としている業者があります。業者によって回収可能かどうかは大きく異なる場合があるので、不用品の中に爆発や引火性の者がある場合は、それぞれ確認してから依頼するようにしましょう。

※自治体の回収は地域ごとにルールが異なりますので必ずお住まいの自治体で確認してください。

 

銃火器や爆弾等の火薬物は廃棄には特別な許可申請が必要となります。一方で、ライターやマッチは不用品回収業者でも自治体でも回収が可能です。

 

生き物・死骸

ペットの死骸は回収を断られやすくなっています。特にペットが亡くなり、埋葬や火葬の方法を取っていない状態でない限り、不用品回収業者は死骸の回収を行っていません。

 

動物の死骸は、自治体が引き取ってくれることがあります。しかし、飼い犬や飼い猫の場合は、基本的に飼い主が責任をもって火葬や埋葬をする必要があります。自治体ではペット火葬を紹介してくれることもあるので、そちらを活用して下さい。

 

野良猫や野良犬、野鳥など飼い主が不明な動物の死骸は一般的に自治体で回収を行っています。

 

また、生きた状態のペットは、不用品回収業者では回収できません。ペットの遺棄や殺傷は「動物の愛護及び管理に関する法律（動物愛護法）」で固く禁じられています。水槽を処分する場合なども同様に中の生き物は回収しません。ペットは責任を持って、最後まで飼育しましょう。

 

注射針、注射器、輸血ライン、カテーテル等の医療廃棄物

注射器のような血液が付着したもの、医療器具は「医療廃棄物」と呼ばれ、特別管理産業廃棄物収集運搬業の許可が必要です。

 

糖尿病や重い病気に罹患している家庭でよくあるケースですが、医療廃棄物は感染リスク等危険性の高い廃棄物であるため、特別管理産業廃棄物収集運搬業の許可を持っていない不用品回収業者はもちろん自治体でも回収できません。

 

医療器具には専門の処分業者があるので、そちらに依頼しましょう。また、該当の不用品が医療廃棄物になるかどうかわからない場合は、薬局や処方されたかかりつけ医等の医療機関に相談して確認しておきましょう。

 

実は回収できます！一般的に回収できないと考えられがちな不用品は？

「これは回収してもらえないのでは？」という不用品も中にはありますが、実は回収できる不用品も多くあります。ここからは、一般的には回収できないと考えられがちな、回収できる不用品について詳しくご紹介いたします。

 

家電リサイクル法対象品

家電リサイクル法ができた現在、テレビ・洗濯機（乾燥機）・冷蔵庫（冷凍庫）・エアコンのリサイクル家電4品目は、自治体の粗大ごみで出すことはできません。

 

しかし、ほとんどの不用品回収業者では、リサイクル法対象品の回収を、リサイクル料金を受け取った上で行っています。ただし、家電リサイクル法対象品を許可無く処分することはできず、あくまでも「お客様の代理」として適正な処分を行う、という形で処分します。

 

リサイクル品目の処分は意外と手間がかかるので、他の不用品と一緒に処分できるのは利便性が高いといえます。

 

植栽・土・コンクリートブロック等のDIY用品

戸建ての不用品回収では、コンクリートブロックや植栽、土等を回収して欲しいという要望が増えてきています。特に最近はDIYが流行しており、ご自宅の庭にエクステリア用品として購入した物が多く置いてあるというご家庭も少なくありません。

 

これらは産業廃棄物に分類され、自治体では細かなルールが決められていたり、処分されなかったりすることも多々あります。そのため不用品回収業者でも処分できないのでは？と思われがちですが、植栽や土、コンクリートブロックの回収を受け付けている業者が一般的です。

 

植えられたままの植栽に関しても、根元から伐採して回収してくれる業者もありますので、一度問い合わせて確認してみることをお勧めいたします。

 

関西クリーンサービスがご提供する充実のサービスをご紹介！

弊社関西クリーンサービスでは複数の不用品回収サービスを実施し、多くのお客様に高評価をいただいております。充実したサービス内容をご紹介いたしますので、ぜひご連絡の上ご活用下さい。

 

不用品回収

電化製品やガス・石油器具、家具、寝具、自転車等の粗大ごみや、廃棄処分が必要な不用品を当社スタッフがトラックでお引き取りに伺い、運び出しと処分を行うサービスです。弊社では、紙やガラス等の一般家庭で発生する可燃・不燃ごみも回収しておりますので、安心してご依頼下さい。

 

ご依頼の多い不用品処分には、以下のようなものがあります。

 

・一人で運べない大型家具

・家電リサイクル法の該当品目

・日用品や雑貨類

・ピアノ・バイク等の重量物

・オフィスやテナントの原状回復

・店舗で余った大量の在庫処分

・遠方に住む親族からの遺品整理の依頼

・ゴミ屋敷や物置の片付け

 

ゴミ屋敷片付けサービス

ゴミ屋敷片付けは、ご自宅に溜まった全てのゴミを片付け、清潔で安全な住まいを取り戻す人気のサービスです。

 

年齢を重ねてきて足腰が弱くなり、ご自身でゴミを収集場所に出せない、あるいはお一人暮らしで仕事もあり、ゴミを収集日に出せずに溜めてしまうケースなど、ゴミ屋敷になってしまう事情は様々です。私たちはそのような事情に親身になり、お客様の心のケアにもつながるようなサービスをご提供したいと考えております。ご近所には知られたくない、手早く片付けてしまいたいというご依頼も大歓迎です！ぜひお気軽にご連絡下さい。

 

特殊清掃サービス

近年大きな社会問題となっている孤独死や、自殺、火災、殺人現場等、事件事故の現場を元の状態に戻すことを「特殊清掃」と呼びます。特別な薬剤を使用した清掃や消臭・脱臭、内装の入れ替え等、専門的な知識を要するサービスです。

 

目も当てられない場面に遭遇し、どうすれば良いのかわからないという時であっても、現場ではしっかりとした「原状回復」が求められます。様々な現場を経験した私たちは、ご遺族様、依頼者様に代わり、どのような作業が必要かを速やかにかつ的確に判断し、確実な原状回復を目指した特殊清掃を行います。

 

多種多様な不用品回収に対応します！ぜひ関西クリーンサービスにご依頼下さい

弊社関西クリーンサービスでは「どんな不用品でも」しっかり回収させていただきます。ベッド1点の少量〜ゴミ屋敷や大掃除で出た大量のゴミの分別・処分、遺品整理、ハウスクリーニング等、様々なサービスを展開してお客様から高評価をいただいております。

 

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