一人暮らし女性の汚部屋｜全部屋ゴミ置き場と化した3DKマンションを片付け

「ゴミが溜まりすぎて手が付けられない」「業者に頼むのは恥ずかしい」──そう感じて片付けを後回しにしてしまう方は少なくありません。

今回、関西クリーンサービスに依頼があったのは、一人暮らしをする30代女性のお客様。

「山ができ始めてから、もう無理やな」と、ゴミを放置してしまった結果、業者に頼らざるを得ない状況になり、私たちにご相談くださいました。

マンション3DKの汚部屋を、片付けのプロ集団・関西クリーンサービスが、お客様立会いのもとで片付けた事例を紹介します。

清掃の様子をご案内するのは…

	ナビゲーター ”にゃんと” 大阪・京都・奈良を中心に近畿一円でゴミ屋敷片付けや遺品整理、特殊清掃のサービスを提供する関西クリーンサービスのマスコットキャラクター
	解説 関西クリーンサービス スタッフ　太田春哉 関西クリーンサービスのベテラン清掃スタッフ。 「現場作業の詳細をYouTubeで公開しています。ぜひご覧ください！！」 関西クリーンサービスYouTube：https://www.youtube.com/@k_clean0

目次

1. 3DKマンションの汚部屋
2. 汚部屋になったきっかけと片付け依頼
3. 汚部屋の片付けスタート
4. 汚部屋片付けのビフォーアフター
5. 汚部屋片付けの費用・作業時間の目安
6. 汚部屋にしないための片付けのポイント
7. まずは簡単なレベルから
8. もう少しがんばってみるなら
9. 汚部屋からの一歩――悩んだときは専門業者へ相談を
10. 関西クリーンサービスでは一緒に働く仲間を募集しています

3DKマンションの汚部屋

マンション14階にある3DKの部屋に入った瞬間、スタッフの目に飛び込んできたのは、あらゆるものが散らばる“ゴミの山”。

ゴミを掻き分け、お客様が普段使っているという奥の部屋から案内していただきました。

PCデスクが置かれた6畳ほどの部屋は、食事をしたり作業をしたりする生活のメインスペース。

ところが、周囲には袋ゴミが山積みで、デスクの足元にはペットボトルも転がっています。

ダイニングキッチンは、今ではほとんど使われることが無く、袋ゴミの置き場となっています。テーブルの上やキッチンには使用済みの食器や調味料のボトルが無造作に放置されていました。

あと２つの個室も例外ではなく、入り口からゴミ袋や空のダンボール箱が積み上がっています。１部屋はほとんど使われておらず、「以前から人が来るときにモノを詰めて隠していた」のだそうです。

床が見える場所はわずかですが、最低限の生活スペースを確保しながらゴミと共存している状態でした。

汚部屋になったきっかけと片付け依頼

依頼者は30代の事務職の女性。仕事は多忙で、帰宅すると「ご飯を食べて寝るだけ」という日々。そんな中、部屋が崩れていく大きな要因となったのは“ベランダのハト”でした。

時間がない日々と相まって、少しずつ片付けが後回しに。

今回の片付けを依頼した理由は、マンションの修繕時期が来たことで工事業者が訪問することになったためです。「このままでは対応できない」と、プロを頼って片付けを決断されました。

さあ、いよいよ片付け作業のスタートです。

汚部屋の片付けスタート

独特の生活臭が部屋全体に漂う中、今回は、寝室以外の部屋を中心に、お客様と一緒に“袋ゴミの山”と不用品を一気に片付けていきます。

まずは足元をふさぐゴミ袋の数々から。スタッフが手袋をはめ直し、一つずつ袋を開封します。

スタッフたちは手分けして、ライターやスプレー缶、刃物などが入っていないか丁寧に確認していきます。

ペットボトルや紙ゴミは次々と分別され、足元の踏み場が少しずつ広がっていくのが実感できました。

部屋にはゴミ以外の日用品や大切なものもあります。テーブルの上や引き出しの中には郵便物や書類、押し入れからは日用品と混ざった衣類など様々なものが出てきます。スタッフが「こちらはどうされますか？」と声を掛けるたびに、お客様も真剣な表情で一つひとつ確認。「これは必要」「これは捨ててください」と、悩みながらも決断を重ねていきました。

そんな中、ご家族が所有していたというエアガンを発見。「これ、買取できますよ」と伝えると、お客様の顔に少し安堵の笑みが。

すると、お客様が何か思い出したように「これも買取できますか？」と寝室の奥から重そうなダンボール箱を引っぱり出してこられました。

ケース入り・新品の高級ブランデーです。

買取金額は、お片付けの作業料金から差し引かせていただきました。

仕分けが終わるころには、廊下には数十袋ものゴミが積み上がり、スタッフが手際よくパッカー車へ搬出。回収したゴミは、そのままゴミ処理場へと運ばれて行きます。

袋が運び出されるごとに、部屋の中の空気がわずかに軽くなっていくのが感じられました。最後は玄関周りなど共用部分を丁寧に清掃し、エレベーターの養生を外して作業は終了です。

汚部屋片付けのビフォーアフター

作業を終えて部屋に立った瞬間、お客様はしばらく言葉を失っていました。床一面を覆っていたゴミがなくなり、3DK本来の広さが一気に広がります。

「久々に床を見れました！広々使えるようになって良かったです！」との言葉には安堵の響きがありました。肩の力が抜けたように表情が和らぎ、笑顔を見せてくれたのが印象的でした。

片付けられた空間は、ただ広さを取り戻すだけでなく、依頼者の心も軽くしたのでした。

汚部屋片付けの費用・作業時間の目安

今回の作業時間はおよそ4時間。複数名のスタッフが協力し、大量のゴミを分別・搬出しました。途中で発見されたエアガンや新品ブランデーは、買取対象として片付け料金から差し引かせていただきました。

費用は部屋の状態やゴミの量によって変わりますが、スタッフ同士の声かけとチームワークにより、現場は驚くほどスムーズに進行しました。

地域	大阪
作業内容	大量の不用品回収
作業人数	5名
作業時間	約4時間
使用トラック	2tトラック パッカー車
買取品	エアガン　×3 ブランデー　×11
作業料金	200,000円（税込） – 16,000円買取

汚部屋にしないための片付けのポイント

片付けを終えたお客様は「もう二度と（汚部屋に）戻りたくない」と笑顔で話していました。

けれど、汚部屋は一気に崩れるのではなく、少しずつ積み重なってできてしまうものです。仕事や生活に追われると、どうしても散らかってしまうのは自然なこと。そこで“無理なく続けられる習慣”を、2つのレベルに分けてご紹介します。

まずは簡単なレベルから

• 床に物を置かない
  「床は歩く場所」と決めるだけで散らかり防止につながります。帰宅したらカバンや上着の“定位置”に置くことから始めましょう。
• ゴミ箱を複数設置する
  部屋ごとにゴミ箱を置けば「後でまとめて捨てよう」が減り、片付けのハードルが下がります。
• 通販の段ボールはその日のうちに処理
  ネットショッピングの段ボールが溜まると一気に生活感が…。届いたらすぐに畳むクセをつけるとスッキリ感が長続きします。

もう少しがんばってみるなら

• 1日1回、5分だけリセット
  寝る前の5分で机の上や床をリセット。完璧を目指さず「ちょっと片付ける」で十分です。
• 「一つ入れたら一つ出す」ルール
  新しい服を買ったら一枚処分。物を増やさないだけで片付けの負担はぐっと減ります。
• 収納を“見える化”
  ケースや棚にラベルを貼って「ここは何が入っている」と分かるようにすると、探すストレスもなくなります。

汚部屋からの一歩――悩んだときは専門業者へ相談を

今回、ご依頼いただいた一人暮らし女性の3DK片付けでは、袋ゴミの山でふさがれていた生活空間が、わずか数時間の作業で見違えるほど広々とよみがえりました。お客様の「久しぶりに床が見えて、本当にスッキリしました」という笑顔が印象的です。

汚部屋は「だらしないから」ではなく、忙しさや小さなきっかけが積み重なって誰にでも起こり得ること。大切なのは、気づいたときに一歩踏み出すことです。

今回のケースでも、片付けを通して生活スペースだけでなく、心の余裕まで取り戻すことができました。

「自分ひとりではもう無理」と感じたときこそ、専門のスタッフに相談するのが解決の近道です。

「片付け」は生活を変える最初の一歩になります。部屋も、心も、きっと今よりもっと軽やかになるでしょう。

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最短即日で無料見積もりいたします。

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関西クリーンサービスでは一緒に働く仲間を募集しています

片付けの仕事は、ただモノを運ぶだけではなく、お客様の生活と気持ちに寄り添うお手伝いです。現場で「ありがとう」と言ってもらえる瞬間は、スタッフ自身にも自然と笑顔が生まれます。

男女問わず活躍中で、未経験からスタートしたスタッフも多数。体を動かすのが好き、人の役に立ちたいという気持ちがあれば、一緒に笑顔を届ける喜びを実感できる仕事です。

片付け後の達成感やスッキリ感も、この仕事ならではの喜び。何度経験してもやりがいを感じられます！