Column

特殊清掃の良し悪しで事故物件の価値が変わる?特殊清掃が重要なワケ

孤独死では遺体の発見時期によって痕跡の残り方や状況は異なり、痕跡を残さないためには適切な特殊清掃が必要です。孤独死で事故物件になった不動産は、特殊清掃の良し悪しで、その物件の不動産価値が変わるとも考えられます。

本記事では、孤独死の事故物件の不動産価値と特殊清掃の重要性、業者の選び方について解説します。

目次
  1. 孤独死の事故物件。その不動産価値は?
  2. 【0~10%下がるケース】遺体の発見が早かった
  3. 【20~30%下がるケース】遺体の腐敗が進んでいた
  4. URでは入居から1年間又は2年間、家賃が半額になる
  5. 事故物件で特殊清掃が重要な理由
  6. 事故物件に遺る臭いや体液痕を清掃するには技術が必要
  7. 簡易な清掃では問題解決にはならない
  8. 痕跡が残ると物件価値にも影響する
  9. 特殊清掃業者の選び方
  10. 特殊清掃の実績が豊富
  11. データに基づいた完全脱臭ができる
  12. 遺族、近隣への配慮を怠らない
  13. トップレベルの特殊清掃技術!関西クリーンサービスにお任せください
  14. 清掃技術に自信があるから事故物件をそのまま買取!
  15. 弁護士・司法書士、相続や法律の専門家と連携
  16. 凄惨な孤独死現場の特殊清掃を実例とともに紹介
  17. 【まとめ】事故物件の特殊清掃は確かな技術のある業者へ依頼

孤独死の事故物件。その不動産価値は?

孤独死の事故物件は明確な基準ではありませんが、遺体の発見時期によって不動産価値が変わります。

【0~10%下がるケース】遺体の発見が早かった
【20~30%下がるケース】遺体の腐敗が進んでいた
URでは入居から1年間又は2年間、家賃が半額になる

それぞれについて、解説します。

【0~10%下がるケース】遺体の発見が早かった

病死や不慮の事故による死による孤独死で遺体発見が早かった場合は、不動産価値を下げなくとも売買可能なことがあります。死亡した当日あるいは翌日に親族や知人によって発見されるとほとんどの場合で事故物件にはなりません。

遺体発見が早い場合は遺体の痕跡も小さいため、特殊清掃が簡単に済んだり不要だったりするからです。特殊清掃を行わない自然死の場合は物件を売却するときに告知義務が生じないため、不動産価値の下落は抑えられるのです。

しかし遺体発見が早い孤独死は、告知するかしないかの判断が不動産会社によって異なるケースもあります。そのため、売却価格は0~10%程度下がると考えておくといいでしょう。

自殺や他殺などの心理的瑕疵が大きい事故物件に比べると、孤独死の場合は不動産価値が大きく下落せず済みます。

【20~30%下がるケース】遺体の腐敗が進んでいた

孤独死の遺体発見が遅れて発見時に腐敗が進んでいた場合、不動産価値は一般的に約20~30%下落します。孤独死の遺体の腐敗が進んでいる場合は体液や血液などが床や壁に浸透し、強烈な臭気が生じるため、痕跡や臭気を清掃する特殊清掃が必要です。

また床材や壁など汚染があった部分のリフォームも行わなければなりません。特殊清掃が実施された場合、不動産取引において告知義務が発生し、不動産価値は約20~30%下落すると考えられます。

URでは入居から1年間又は2年間、家賃が半額になる

UR賃貸住宅では孤独死の起きた事故物件を、「特別募集住宅」という形で入居者を募り賃貸に出します。例えば、入居条件として、1年間または2年間、家賃が半額になるケースがこれに該当します。

物件により割引期間が異なるため、問い合わせが必要です。事故物件に住むことに抵抗がない場合は、費用が抑えられるため、入居を希望する方も少なくありません。

事故物件で特殊清掃が重要な理由

事故物件で特殊清掃が重要な理由は3つあります。

  • 事故物件に残る臭いや体液痕を清掃するには技術が必要
  • 簡易な清掃で問題解決にはならない
  • 痕跡が残ると物件価値に影響する

それぞれについて解説します。

事故物件に遺る臭いや体液痕を清掃するには技術が必要

孤独死が起きた事故物件に遺る体液痕や臭気を清掃するには、特殊清掃の技術が必要です。特殊清掃は普通の清掃と違い、落とすことが難しい体液痕や臭気を完全になくして事故物件の原状回復をします。

孤独死の起きた物件に残る体液痕や強烈な臭気は、特別な知識と技術を持った特殊清掃業者が行わないと完全に取り除くことはできません。

特殊清掃業者は、脱臭機材と独自の薬剤などを使って、確実な脱臭をします。中途半端な清掃は、その部屋の汚染や臭気を完全に取り除くことができず、その物件の再利用が難しくなります。

簡易な清掃では問題解決にはならない

事故物件は簡易な清掃では、遺体の体液痕や臭気を完全に消すことができず、問題の解決にはなりません。一般清掃業者が簡易な方法で清掃した場合、床材や壁など、見た目はきれいになるかもしれません。

しかし、特殊清掃で強力な除菌剤や脱臭方法を用いて清掃をおこなわないと、臭気の原因となる壁や床に浸透している体液や血液などを根本から除去することはできません。また、ハエや蛆虫などの害虫が発生することも多く、その場合は害虫駆除作業も必要です。

事故物件は、特殊清掃の技術がないと、中途半端な清掃になり、問題が解決しない可能性があります。

痕跡が残ると物件価値にも影響する

孤独死があった事故物件の体液痕や臭気を完全に消せず、痕跡が遺ってしまうと不動産価値にも影響を与えかねません。事故物件の痕跡を残さないためには、体液痕や脱臭をする適切な特殊清掃が必要です。

とくに孤独死の強烈な臭気を完全になくすのは難しい作業なため、臭気除去には知識と技術を持った特殊清掃業者でないと困難でしょう。特殊清掃の実績が豊富な清掃業者に依頼し、痕跡を残さない清掃をおこなうことが事故物件を再度利用できる状態にするために必要な方法です。

電話・出張お見積もり、出張査定すべて無料!!

通話料無料! 受付時間8:00~20:00(年中無休)

各種クレジットカード対応!!

スマートフォンひとつで簡単にお支払いができる、決済サービス「PayPay」にも対応しています!

特殊清掃業者の選び方

ここまで、特殊清掃の重要性を解説してきました。では良い特殊清掃業者はどのようにして選べばいいのでしょうか。業者選び方のポイントは3つあります。

  • 特殊清掃の実績が豊富
  • データに基づいた完全脱臭ができる
  • 遺族、近隣への配慮を怠らない

それぞれについて解説します。

特殊清掃の実績が豊富

事故物件の清掃は、特殊清掃の実績が豊富な清掃業者に依頼しましょう。多くのケースに対応してきたノウハウから、どんな状況でも柔軟に対応してもらえます。

依頼をする前には、業者のホームページを確認するのはもちろん、問合せや見積りの段階でスタッフの対応からも知識や専門性を知ることができます。良質なホームページでも、実際に会ってみると、違う印象を受ける場合もあるのです。

実績がある業者であれば、疑問や質問に対してもすぐに返答してもらえるため、安心して相談できるでしょう。

データに基づいた完全脱臭ができる

事故物件の特殊清掃後は、脱臭の効果を確認する必要があります。完全脱臭の効果は臭気計を用いて臭気を数値化して確認します。

臭いの感覚は人それぞれ感じ方が異り、判断もあいまいになってしまうことから、専門の業者では臭気計を用いて判断することが一般的です。臭気計を用いることで、正確に臭いの有無を確認できるのです。

事故物件には床や壁に体液や血液などが浸透し、強烈な臭気になります。特殊清掃でその時は臭気が消えたように感じても後になって臭ってしまうこともあります。

客観的なデータに基づかない臭気確認では完全脱臭は難しく、物件の原状回復とは言えません。しっかりと完全脱臭について説明ができ、実施できる業者を探しましょう。

遺族、近隣への配慮を怠らない

特殊清掃の業者を選ぶときは、遺族、近隣への配慮を怠らない業者を選びましょう。

突然の死に直面して気が動転している遺族の気持ちに寄り添い、理解してもらえる業者は信頼できます。希望を聞き取ったうえで特殊清掃を実施し、作業報告もしっかりしてもらえる業者が望ましいです。

また近隣に居住する人は、臭気に悩まされるため事故物件に対して、不快な思いを抱いている場合があります。作業時には近隣へ害虫や臭気が出ないように厳重に梱包して搬出するなどの配慮が必要です。

賃貸物件の場合は、以下のような対応をしてもらえるか確認してみると良いでしょう。

  • 特殊清掃を始める前に家主や管理会社にも清掃方法や手順の説明
  • 汚染物や家財の持ち出し時に近隣の在宅確認や連絡
  • 作業後には共用部分のエントランスや通路などに消臭剤で脱臭

このような配慮をしてくれる業者を選ぶと良いでしょう。

トップレベルの特殊清掃技術!関西クリーンサービスにお任せください

孤独死などによる事故物件の特殊清掃の依頼は、関西クリーンサービスがおすすめです。業界トップレベルの特殊清掃の知識と技術があり、実績も豊富にあります。

関西クリーンサービスがおすすめな理由は、主に以下の2つです。

  • 清掃技術に自信があるから事故物件をそのまま買取
  • 弁護士・司法書士、相続や法律の専門家と連携

それぞれについて、解説します。

清掃技術に自信があるから事故物件をそのまま買取!

関西クリーンサービスは清掃技術に自信があるため、事故物件をそのまま買取できます。関西クリーンサービスは、特殊清掃と不動産売却を同時進行で進められるため、「事故物件になってしまった不動産の売却をどうしようか」と悩んでいる人にとっては、便利に利用できるでしょう。

同時進行で進むため、手間がかからず、その分ほかの手続きなどに時間を使えます。また、遺族や依頼主の精神的負担も軽くなるしょう。買取の場合は、手数料無料で事故物件を即現金化できます。

弁護士・司法書士、相続や法律の専門家と連携

事故物件を売却したいときは、多くの手続きが必要で法律も関係するため、遺族の負担も大きくなります。

関西クリーンサービスは、弁護士・司法書士、相続や法律の専門家と連携しているため、さまざまなケースに柔軟な対応が可能です。

遺族の負担を軽減するためにも、関西クリーンサービスを利用し、手続きを進めていくと良いでしょう。各専門職との連携や実績からさまざまな悩みを解決できます。

凄惨な孤独死現場の特殊清掃を実例とともに紹介

今回の依頼主様はご遺族様です。亡くなられたのは60代の男性。ご依頼主様のお父さまですが、長く連絡を取り合っていなかったということです。

現場へ駆けつけると、マンション共用部分の廊下にも強い臭いが漂っていました。こちらは賃貸マンションでしたが、賃貸においても事故物件は価値が下がってしまいます。

2DKの間取りの室内に入ると、強い臭いが鼻を突きます。清掃スタッフは「これまで経験してきた中でも中レベル以上の臭い」だと言います。

故人は居室のフローリングに敷いた布団の上でお亡くなりになりました。発見されたのは死後経過約2週間。12月の気温が低い時期で、比較的遺体の腐敗は進みにくいものですが、暖房器具を使用したまま息をひきとられたのか、遺体の腐敗は進み布団が体液で赤黒く染みている状態です。布団は電気毛布が敷かれ、遺体痕のそばにはヒーターが置いてありました。

さっそく清掃に入り、布団をめくると作業の手も一瞬止まってしまうほどの強い臭いが舞い上がります。クッションフロアの表面には脂分を含んだ体液が染み、スタッフは「これは下地もいってんな」と言いました。

フローリングを剥がすと、実際にコンクリートにまでシミができていました。臭いの元である体液の染みが残った状態ではどんなに脱臭をしても臭いは再び出てきます。この染みを取り除かないと臭いが無くなることはありません。

コンクリートの表面を斫り消毒剤を使った洗浄やオゾン燻蒸を繰り返し行った後、臭気を確認してみても臭いはまだはっきりと残っていたのです。

ご遺体の腐敗が進めば進むほど臭いは強く染み付き脱臭は困難になりますが、弊社の様々なノウハウを活かし、て完全脱臭後、内装仕上げにてお引き渡しとなりました。

賃貸物件で孤独死が発生すると、清掃、工事にかかる期間が長引いたり、場合によっては臭いが遺って貸出すことすら難しくなるケースもよく聞かれます。

今回、清掃から内装工事まで弊社が一貫して請け負い、完全脱臭に至ったことで物件オーナー様には「大変なことだったけど、これならすぐ募集をかけられる。結果的に損失は少ない」とおっしゃっていただけました。

【まとめ】事故物件の特殊清掃は確かな技術のある業者へ依頼

今回は、事故物件の特殊清掃について紹介しました。事故物件は特殊清掃の良し悪しで不動産価値が変わり、孤独死の痕跡が残っている事故物件は価値が下がります。

孤独死の事故物件は、発見された時期によって遺体の状況が違うため、部屋に残る痕跡や臭気が異なります。そのため、特殊清掃は確かな技術のある業者への依頼が必要です。

事故物件の痕跡や臭気を完全に除去するには、業界トップクラスの清掃技術を持つ関西クリーンサービスにご依頼ください。関西クリーンサービスは、実績があり、特殊清掃の知識と技術があります。事故物件は強烈な臭気が残りますが、関西クリーンサービスでは、世界最高基準の脱臭機材と独自のオゾン脱臭法で、確実な脱臭を実現。

また、特殊清掃と不動産売却を同時に進めることも可能なので、遺族の負担も軽減するでしょう。事故物件の不動産価値の下落を抑えたい方は、ぜひ関西クリーンサービスにご相談ください。

特殊清掃

特殊清掃 作業前の写真
特殊清掃 撤去後の写真

作業料金

138,000

作業内容
遺品整理、特殊清掃
間取り
1DK
作業人数
3名
作業日数
7時間
住所
大阪府
作業項目
遺品整理、噴霧消毒、汚染箇所清掃、汚染箇所撤去

プラン内容

孤独死の現場での遺品整理に伺いました。ご依頼者様は強烈な臭いとショックから建物の中に入ることすらできないという状態です。ご遺族に代わって、貴重品や写真などを選別しながら遺品整理をさせていただきました。マンションの管理会社にも確認をとり、弊社では遺品整理と片付け、汚染された畳の撤去、除菌・消臭剤の噴霧までを承りました。

特殊清掃

特殊清掃 作業前の写真
特殊清掃 撤去後の写真

作業料金

880,000

作業内容
特殊清掃、遺品整理
間取り
3DK
作業人数
7名
作業日数
2日
住所
京都
作業項目
遺品整理、噴霧消毒、汚染箇所清掃、汚染箇所撤去、汚染箇所解体、オゾン施工

プラン内容

トイレでの孤独死、特殊清掃作業です。死後発見が遅かったので腐敗が進行し体液が下地にも広がっていました。異臭も発生していたので体液が染みた床など汚染箇所は全て取り払ってオゾン施工を行うことになりました。作業が終わるとご親族さまから「ありがとう」とお言葉を頂戴しました。

電話・出張お見積もり、出張査定すべて無料!!

通話料無料! 受付時間8:00~20:00(年中無休)

各種クレジットカード対応!!

スマートフォンひとつで簡単にお支払いができる、決済サービス「PayPay」にも対応しています!

  • 対応エリア 近畿一円
    対応エリア外の地域でも
    ご相談ください。
  • 電話一本 即日対応
    真心を込めて迅速に
    対応致します。
  • 出張査定 完全無料
    いつでも無料でお見積り
    に伺います。
  • 業界最大手 明朗会計
    ご提示した金額以外
    頂くことはありません。
  • 出張買取 現金化
    買取査定後、即現金で
    お支払い致します。
  • ※ 人気プランにおいて業界最安値を目指しています。