遺品整理時に見つかった金品は相続の対象に

遺産分割後に新たに遺品が見つかったらどうする?

 

 

ご家族が亡くなると葬儀や法要などを行うとともに、遺品整理や遺産分割、遺産の額によっては亡くなったときから原則として10カ月以内に相続税の申告と納税手続を行うことになります。

 

 

相続税の対象となるのは不動産や預貯金や現金、株などの金融資産、貴金属や骨董品などで高い価値のあるものなどで、一般的な生活家財は対象になりません。

 

 

そのため、目に付く価値あるものだけで遺産分割を行って相続税の納税も済ませ、その後にゆっくりお部屋の遺品を片付けるといった方もいらっしゃるかもしれません。

 

 

その際に思わぬところから現金の束が出てきたり、高価な貴金属が出てきたり、存在を知らなかった預金通帳などが出てきたらどうすればいいのでしょうか。

 

 

 

 

遺品整理で新たに見つかった金品も相続財産に

 

 

遺品整理で新たに発見された金品も相続財産の対象となり、遺産分割の対象になります

 

 

そのため、基本的に見つけた相続人がもらってしまうとか、遺品整理の費用として勝手に支払いに使ってしまうことはできません。

その金額に関わらず、全相続人に伝えて遺産分割のやり直しや必要に応じて相続税の修正申告や更生などが必要になることもあります。

 

 

確かに、わずか1万円の現金が本の間から出てきたといったケースなら、わざわざみんなで集まって遺産分割協議書を作り直して、実印を押し直してというのは大変かもしれません。

 

 

ですが、その場合でも、後からお互いに疑いを持ったりしないように、他の相続人全員に伝えて、どうすればいいか確認し合うのが賢明です。

 

 

 

 

相続税に影響を与えないなら相続人で話し合って形見分けを

 

 

 

 

 

相続税の納税が必要になるのは、基礎控除額や各種控除や特例などを適用しても課税価格が残る場合です。

 

 

そのため、一般的なご家庭では相続税は発生せず、申告や支払いは不要ということが少なくありません。

その場合でも、預貯金の解約や保険金請求などのために遺産分割協議書が作成されるのが基本です。

 

 

まだ、外部に届け出ていないのであれば、新たに見つかった金品も含めて遺産分割を行い直して、遺産分割協議書を作成し直しましょう。

 

 

既に保険金の払い込みが済んでいるといった場合なら、相続人全員で改めて話し合いをし、お互いの同意のもとで新たな金品を分け合いましょう。

 

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